楽天が17日、健康食品などのインターネット通販を手掛けるケンコーコムの 第三者割当増資を引き受け連結子会社化すると発表しました。 楽天は19日付で、ケンコーコム株約2万7000株を約15億円で取得し 今まで既に人気のあった「健康食品」分野の強化に乗り出しました。 ケンコーコムはその15億円で、出荷件数の増大と取扱商品数の増加に対応するため 「物流拠点の拡充」と「情報システムの刷新」に取り組むそうです。 その15億円の使用予定は以下の通りとのこと ・物流拠点の拡充 6億7000万円 ・システムの整備・更改費用 5億5000万円 ・海外事業における投資等 2億8000万円 ケンコーコムは直ちに物流ネットワークの増強計画の実行に移る予定で、効率的な物流拠点の拡張を行うための 在庫配置シミュレーションや輸送体制の検討しているとか。 楽天は先日も、アパレルECのスタイライフの筆頭株主になるなどネット販売事業者に出資する動きが続いており、 今後の展開にも注目が集まりそうです。